専業主婦のキャッシングはご主人の信用により利用できています

亭主は外で働き、その収入により家計が成り立つことから、専業主婦の社会的な地位は低いように思われていた時代があります。ですが現代では、主婦の仕事量を賃金に換算すると、夫の稼ぎに匹敵するという調査報告もあり、専業主婦に対する認識も変わってきています。

ですが、クレジットやローンを組む場合は、現実問題として収入が無い主婦が、審査に通ることは難しいようです。この審査の絶対条件として、安定した収入が有ることが求められる為で、不公平のようですが、クレジット及びローン会社は、回収できるだろうと言う保証が無い以上、貸し出すことはしません。これは業者が営利を目的とした企業である以上、仕方の無いことなのです。

しかし、専業主婦であってもクレジットカードやカードローンを持って自由に使いたいと言うのが本音でしょう。ご主人は自分でカードを持ち、自由に使ってるのですから、同じ家計で生活する以上、主婦にも同じ自由は無いと公平とは言えませんよね。何か買おうと思っても、いちいちご主人に相談しなければならないよな状況では、自由と言うには程遠いと言わざるをえません。

では、専業主婦がキャッシングしたりカードを持つ方法は無いのでしょうか?方法として一番簡単なのは、ご主人が持つカードの、家族カードを持つ方法です。ご主人に手続きしてもらえば、そのカードの信用により、家族カードを発行してもらえます。限度額もご主人のカードと同等まで設定できるはずです。要するに1枚のカードを二人で同時に持てるようなものですね。家計を預かる主婦としては、カードの利用状況を管理できますので、都合は良いでしょう。

その他に、単独でカードを持てる可能性も残っています。ご主人の信用により審査を通ることには違いないのですが、ご主人のカードとは別に新規で発行してくれる所が全く無いとは言えないのです。ローン会社は、度重なる貸金業法の改正により、非常に厳しい状況なってきています。それはローン会社のテレビCMが著しく減ったのを見ても明らかです。ほんの数年前までは、殆んどの番組にローン会社がスポンサーとして、名を連ねていましたが、今はスポンサー料を払うだけの余裕が無いのです。実際に貸し金業者数は、ここ数年でかなりの数が減っています。

こういう背景が有りますから、審査が緩くなったというより、様々なニーズに答えていかないと、事業自体が成り立たなくなってしまいます。そこで専業主婦であっても、ご主人に十分な収入が有り、返済に支障が無いと判断されれば、カードを発行するというカード会社が出てきたのです。要するにカードの連帯保証人に、ご主人がなったと考えれば良い訳です。

今後どうなるのかは不透明ですが、貸金業法では、収入の無いものへの貸付は「原則禁止」されています。この原則と言うところがみそなのでしょう。収入は無いが、十分に返済能力は有ると判断されれば、貸し出しますよと言うことなのでしょう。

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