使い道自由のカードローンはキャッシング専用のカードです

今では電化製品を買うのでもローンを組むと言うことはほとんど無いのではないでしょうか。殆んどの方がクレジットカードを持ち、お店でカードリーダーを通すだけで、一括払いでも、分割、ボーナス一括払いと選択できますので、以前のようにクレジット用紙へ記入する姿を見る事が少なくなりました。

しかし、ローンと言っても、使うのは買い物だけでは有りませんよね。お金を借りる場合でもローンを組みます。車を買う時にクレジットカードでという人は少ないでしょうし、まずそれだけの限度額が設定されていないのが普通です。そういう時に使うのがマイカーローンで、その他にも教育ローン等のローン商品があります。このような商品を目的ローンと言います。それとは逆に目的を限定せず借りられるのが、フリーローンです。

フリーローンは銀行でも扱ってますし、ローン会社でも取り扱っています。銀行では目的ローンで利用する人が多く、利息もかなり低めですが、その分審査が厳しいので有名です。ローン会社でも目的ローンは有りますが、フリーローンで利用する人が多く、利息は銀行に比べると高めですが、審査は通りやすくなっています。

フリーローンの場合、キャッシングできるカードを発行するのが一般的で、このカードがカードローン、、もしくはローンカードと呼ばれています。クレジットカードと違うところは、このカードがキャッシング専門だと言うことで、クレジットカードに比べてキャッシングの利息がやや低めになっています。そして利用限度額が高額になると言う特徴も有ります。

例えば三菱東京UFJ銀行カードローンは、年率4.6%~14.6%で、10万円~500万円の融資枠が設定できます。また、アコムでは7.7%~18%の年率で、1万円~300万円の融資枠です。銀行系なのか消費者金融系なのかでこれだけ違いますし、クレジットカードとは融資枠が全然違うのがお分かりいただけるでしょう。

ここで疑問に思った人もいるでしょう。利息にも融資枠にも幅があることです。これがカードローンの一つの特徴でもあるのですが、融資枠が大きければ利息は低くなるのが一般的で、申し込むと審査によりその額と利率が決定します。そして決定されればそのカードの利率は、利用額に関係なく適用されます。要するに限度額が300万円、利率が10%と決定すれば、たとえ利用額が10万円でも利率は10%で借りられるということなのです。

そして一度カードを作ると、定期的に切り替えが行われ、利用状況が良ければ利率が下がったり、悪ければ限度額が縮小される等して、更新されていきます。ですから借りる度に申し込む必要も無く、一度持てれば一生付き合うことも可能で、使い道も自由なのがカードローンです。

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