返済のことを考えてキャッシングしないと、大変なことになります

今はクレジットカードやカードローンを使って、簡単にキャッシング出来ます。ATMもコンビニにも置いて有りますし、いたるところに設置してますから、24時間利用できて非常に便利です。友達と飲みに行ったけど、支払いの時に持ち合わせが足りなくて、コンビニまで走ってキャッシングして支払った。なんて話がゴロゴロしてますよね。

確かに、このように突然現金が必要になった時など、便利ですし、助かりますよね。これくらいの額なら、支払いも苦にはならないだろうと言う思いも有るでしょうし、ローン会社の支払い方法も、リボ払いなど楽に返せるようになっています。そういう事も有り、利用者は多いのでしょうが、あまり安易に借りすぎると、後で苦しくなることが有ります。

キャッシングで一番怖いのは使いすぎてしまうことです。便利に借りられて、楽に返せると言う思いが有れば、これ位は大丈夫だろう!まだ大丈夫だろう!と、ついつい限度額いっぱいまで使ってしまう恐れが有ります。そして一度使い出すと、借りられるだけ何度でも使って、借入残高が一向に減らないという状態になりやすいのです。

ご存知のように、借りた分には利息がついてきます。10万円借りてリボ払いで5千円ずつ返すとしたら、その内の1,500円が金利で、元金は3,500円返すことになります。これでは20回では返し終わりませんよね。そして限度額が100万円だとしたらどうでしょう?月に4万円ずつ返すとすれば、15,000円の金利で、元金は25,000円です。これで常に限度額いっぱいまで借りてたとしたら、毎月15,000円を永遠に払うことになるのです。年間18万円にもなります。

簡単な気持ちで利用すると、このような怖いことにもなりかねません。テレビCMで「ご利用は計画的に」と言ってますが、まさにその通り、計画的に利用しなければなりません。毎月の収入から、家賃、光熱費、通信費、食費等の、毎月決まった出費を差し引いて、いくら残るのか?自由に使える額がどれだけあるのか?その中でどれだけ返済に廻せるのかを計算しましょう。その割合は色んな意見が有りますが、20%位が無難でしょう。

5万円なら1万円位です。それを越えないよう計画をたて、借りたら出来るだけ早く完済することに勤めましょう。そういう利用の仕方をする以上、本当に便利だと言えるのです。出費は毎月決まってるものでは有りません、突然の出費に役立つよう蓄えも必要になります。クレジットやキャッシングは、借金であることを忘れてはいけません。

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